このたび株式会社中村屋(代表取締役社長 染谷省三)は、昨年10月に中村屋の旧本店跡地に商業ビルとしてオープンした新宿中村屋ビル内の「レストラン&カフェManna(マンナ)」にて、白目米を使用した純印度式カリーの提供を3月5日(木)より開始しました。 1927(昭和2)年のレストラン開設以来、本場インドのカリーを提供してきた中村屋は、発売当初より素材にこだわり、戦前には、最もインドカリーのソースに合う日本の米として 「白目しろめ米まい」を使用していました。 1998(平成10)年にその白目米を復活させて以来、毎年期間限定で中村屋純印度式カリーに使用しています。
<白目米とは> 美食家が好んだ最高級米 白目米は江戸時代、武州幸手(現 埼玉県幸手市)の白目米として美食家や一流料亭、徳川家などが好んで食べたという最高級米でした。しかし、高価な白目米は明治維新以降、消費が激減し、ごく一部の農家でしか栽培されていない「幻の米」となっていました。