新関西国際空港株式会社は、大阪国際空港オリジナル商品レトルトカレー「大阪空港カリー」を10 月10 日(土)から新発売している。
「大阪空港カリー」は、大阪国際空港(伊丹空港)の刈り草を活用して生まれた有機肥料『伊丹空港2 号』で育てた地元の野菜、玉ねぎ、人参、じゃがいもが使われている。
有機肥料『伊丹空港2 号』を使用して作られた野菜は、野菜本来の旨味が凝縮しており、バナナやリンゴなどフルーツもたっぷり入ったまろやかな甘みとスパイシーな辛さが魅力的なカレーに仕上がっている。
大阪国際空港の滑走路脇などの緑地から発生する刈草は毎年約900トンにもなり、この刈草の焼却費のコスト削減を図るため、2009年頃から、刈草の飼料・堆肥化プロジェクトに取り組んでいる。この刈草から作った肥料を『伊丹空港1号、』『伊丹空港2号』として農林水産省で肥料登録し、日本の空港で初の実用化に成功した。